足回りを完成させてキャタピラを装着していきましょう。
シャーシに転輪、誘導輪、起動輪を取り付けます。誘導輪だけは接着せずにキャタピラのテンションを調整できるようにしておきます。
ここでキャタピラ製作用の治具を作ります。
材料はこれです。10x30x60の角材と断面が直角三角形のABS樹脂の三角材す。
角材の表面に三角材を両面テープで貼り付けます。この三角材が定規になります。
ここにマスキングテープを粘着面が上を向くように貼ります。両面テープをはる方法もありますが、後で剥がすのが大変そうなのでマスキングテープを使っています。
このマスキングテープの粘着面にキャタピラのコマを一つずつ並べていきます。インストでは片側99コマの指定です。
左右のキャタピラを並べ終わりました。
次に流し込み接着剤を使ってキャタピラのコマ同士を接着します。片側に流し込みが終了したら30分ほど時間をおいて反対側も流し込みます。この30分で片側のキャタピラ取付作業を行う段取りです。
接着剤を流してから4~50分経過したらジグから外しマスキングテープを剥がします。
そうすると生乾きの状態のキャタピラが出来上がります。
この状態であれば曲げたり出来ますので、これを車体に取り付けます。取付作業は一気に行いましたので途中経過の写真は撮れませんでした。
キャタピラの取付が完了した図です。
10何年かぶりに連結式キャタピラを作りましたが、思ったより上手く出来ました。キャタピラ取付が一番の山場でしたのでここから作業が加速するかも。