11月27日に岐阜県各務原市にあります航空自衛隊 岐阜基地にて航空祭が開催されましたので、カメラ片手に出掛けてきました。開催日時はこの日一日だけで08:00~15:00でした。
当日は9:00頃に岐阜基地に到着。最寄り駅は改札を出るのに行列、さらに駅から岐阜基地までも行列でした。
イベントプログラムは展示飛行と地上展示が行われます。来場者の多くは展示飛行として登場する「ブルーインパルス」目当てではないでしょうか。
写真撮影について、カメラははSONY α55にTAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡです。はじめにお断りしておきますが、基地の立地条件として観客席、滑走路、太陽という並びで、飛行している航空機がことごとく逆行になってしまうので、どうしても鮮やかさが不足した画になってしまいました。また初めての間近を飛行する航空機の撮影ということで、カメラの設定不良やテクニック不足もあり、これはというものは数えるほどしかありません。
その一部になりますがご紹介します。
まずは空中給油・輸送機 KC767とF-15による空中給油のデモンストレーションです。
滅多に見られない構図ではないでしょうか。
KC-767は空中給油の他に人員輸送(約200人)や貨物輸送が可能です。
C-130輸送機
F-2、F-15、F-4、T-4による編隊飛行
続いてブルーインパルス(11飛行隊)です。
パイロット搭乗や整備士の動きからショーになっていますので最前列にて見たいのですが、とてもとても観客が多くて近づけません。バリアングルの液晶モニタを駆使して何とか撮影したのがこれです。
ダイアモンド編隊
演技に入る前の1ショット
コークスクリュー
キューピッド
ハート型の中心に別の機が矢となり打ち抜くという演技です。見えますか?
クリスマスツリー?
最後にクリスマスが近いということで6機が脚を下ろしランディング・ライトを点灯させクリスマス・イルミネーションのように見せる演技です。実際にはライトがキラキラしてとても素敵でした。
以上ブルーインパルスでした。
ちょっと変わったところでパラシュート降下
救急隊のデモでヘリから2名の隊員がパラシュートで降下しました。
ここから地上展示になります。つづきをご覧ください。
次期輸送機XC-2(試作2号機)
エンジンは政府専用機の747やKC-767と同じCF6です。
機首付近をよーく見てみるとなんとアンパンマンが乗っているじゃないですか。(赤丸の場所)
アップです。
これが現用のC-1輸送機。
F-4ファントム
シャークマウスの塗装です。
E-2Cホークアイ 早期警戒機
T-2 CCV (Control Configured Vehicle:運動能力向上機)
ここからは格納庫内で行われたF-15による模擬飛行のデモンストレーションです。
F-15がジャッキで持ち上げられて展示されていて、外部より油圧を供給し、ランディングギアや各翼等の動きを実演して見せてくれるという内容です。
この状態ではF-15は地上にいる状態となっています。
飛行状態です。パイロットも搭乗し、ランディングギアは格納されています。
これはアレスティング・フックを下げた状態です。アレスティング・フックというのは通常、空母に搭載される艦載機に装備され、狭い甲板に着陸する際に、甲板に張られたワイヤーにこのフックを引っかけて機体を制止させるためのものですが、陸上基地で使用される航空機でも緊急着陸時に使用する目的で装備されていることもあるそうです。
これが速度を低下させるためのエアブレーキを展開した状態です。
最後まで会場にいると帰りが大変なので1時間ほど前に会場を後にしました。
来年は太陽を背に撮影できる場所(基地の外になりますが)を探してみたいと思っています。それと200mmの望遠ではとても足りませんので50-500mmか150-500mmのズームレンズが欲しいですね。何せ9万~14万くらいするものですから中古でもいいんですがなかなか在庫は無いようです。
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