先の
エントリーで紹介したように自宅でのWiMAX受信感度の改善とモバイルルーターの新機種導入の為に申し込んでいたUQ WiMAXのルーターが届きました。
まず1台目がシンセイコーポレーションのURoad-Homeです。これは受信感度が高いので弱電界の我が家でも受信状態が良くなるとの願いで導入しました。
中身です。左上から電源アダプタ、その下がLANケーブル、中央が本体とスタンド、右側が説明書になります。
右上で袋に入っているのは床置きにした際に壁掛け用の穴をふさぐ防塵シールになります。
スタンドを取り付けたところ
本体の表示部。上から電源、無線LAN、有線LAN1、有線LAN2、WIMAX信号強度を示すランプです。
背面には有線LANが2口の他電源供給用のマイクロUSBポート、WLANスイッチ、WPSボタンがあります。
稼働している時の表示部。無線LANで接続しているので有線LANポートのランプは消灯しています。
もう1台がこちら。NECアクセステクニカのAterm WM3600Rです。
中身です。左上が本体、その下が電源アダプタとUSBケーブル。右側がユーティリティソフトを収めたCD-ROMと説明書です。
こちらが本体です。
これまで使っていた@nifty WiMAXのAterm WM3500Rとの比較です。幅はほぼ同じで長さが10mm程短くなっています。表面に電源ボタンとSETボタンがあります。
側面にはマイクロUSBポートと別売のクレードル用コネクタがあります。
反対側にはストラップホールがあります。
次に行うことは
1) 各端末(ルーター)のアクティべーション(開通作業)
2) 「接続優先度設定機能」設定
1) は2台同時に行わないことと、WiMAXが確実に受信できるところで行うという注意点さえ守っていればルーターの電源を入れるだけで自動で行われます。
2) は2台の機器を機器追加オプションで運用する場合に行わなければならない設定作業です。機器追加オプションは同時に2台をインターネットに接続することが出来ないのでルーターに優先順位を設定し接続をコントロールするものです。もう少し説明すると自宅で使うURoad-homeを①、WM3600Rを②とした時②を優先順位「高」に設定します。こうしておくと通常家にいる時は①を使い、出掛ける時は②を持ち出し電源を入れると優先順位の「高」である②がインターネットに接続され①は接続出来なくなるという仕組みです。文章にすると簡単ですが実際にやってみると家に帰ってきて②の接続をきって①を使う時がすんなり行かず結構手間がかかってしまいます。商品のレビューをみると不具合として指摘されているユーザーの方もいます。
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あくまで1回線を2つの機器で交互に利用する機器追加での切り替え時に起こる問題です。
できればメーカーには早くこの問題の対処をしてほしいところです。
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2つの作業が終われば使用可能です。
まず受信感度が高いとされているURoad-Homeでどの程度感度があがったのか見てみました。今まで使っていたWM3500Rでは信号強度3段階で中から弱でしたが・・・・・・感度悪いです。URoad-Homeでは本体のランプの色で強(緑)、中(橙)、弱(赤)で表示されますが緑が一瞬つく時がありますがほとんど橙か赤です。話が違うじゃないですか。WebブラウザからIPアドレスを打ち込みルーターの詳細データを見ることが出来るのですがそれで電界強度をみると5段階の「普通2」しかありません。これで本体のランプは「橙」です。
では実際にどの位の速度が出ているんでしょうか。3種類のルーターで比較してみましょう。
<午前11:00頃にそれぞれ5回測定>
回数 |
UQ Uroad-Home |
UQ WM3600R |
@nifty WM3500R |
Download (Mbps) |
Upload (Mbps) |
Download (Mbps) |
Upload (Mbps) |
Download (Mbps) |
Upload (Mbps) |
1 |
7.0 |
1.0 |
8.5 |
0.8 |
6.2 |
0.8 |
2 |
3.8 |
1.4 |
7.2 |
0.9 |
7.8 |
0.9 |
3 |
6.7 |
0.8 |
7.2 |
0.7 |
7.5 |
0.8 |
4 |
6.3 |
0.4 |
8.5 |
0.8 |
6.5 |
1.1 |
5 |
7.0 |
0.8 |
7.5 |
1.3 |
7.5 |
1.2 |
平均 |
6.2 |
0.9 |
7.8 |
0.9 |
7.1 |
1.0 |
<午後19:00頃にそれぞれ5回測定>
回数 |
UQ Uroad-Home |
UQ WM3600R |
@nifty WM3500R |
Download (Mbps) |
Upload (Mbps) |
Download (Mbps) |
Upload (Mbps) |
Download (Mbps) |
Upload (Mbps) |
1 |
4.8 |
1.3 |
3.6 |
1.1 |
7.2 |
0.9 |
2 |
4.8 |
1.2 |
7.9 |
0.8 |
7.3 |
0.9 |
3 |
6.2 |
1.3 |
5.2 |
0.5 |
7.3 |
0.9 |
4 |
5.8 |
1.1 |
7.6 |
0.7 |
8.5 |
0.9 |
5 |
6.3 |
1.2 |
7.5 |
0.9 |
6.2 |
1.0 |
平均 |
5.6 |
1.2 |
6.4 |
0.8 |
7.3 |
0.9 |
この結果をみるとAterm WM3500RとWM3600Rはほぼ互角、やや@niftyのWM3500Rの方が早いかなという感じ。一番期待していたUQのUroad-Homeは少々遅いですね。がっかりです。まぁ使えないことは無いですが。
速度があまり出ないことも
商品レビューに書いている方がいらっしゃいました。もし導入を考えているのなら一読されることをお勧めします。
さぁ@niftyを解約しなければなりませんが、日割り計算はしないようですので慌てずにやりましょう。
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