I・O DATAの挑戦者ブランドから発売されている
自作NASキット「RockDisk」の1GB HDD搭載モデルを購入しました。
「NAS」とは、「network attached storage」の略称で、LANに直接つないで利用する記録装置のことです。
NASと外付けHDDの違いとして外付けHDDの場合は、USBなどでPCと接続してファイルをやり取りします。これに対し、NASはLANを経由します。そのため、LANにつながったパソコン同士であればファイルを簡単に共有できます。
パソコンが複数あると写真データや音楽データ等を共有して利用したいケースがあります。それを実現する方法として一つのPCをホスト(サーバー)としてそのPCに接続されているHDDをネットワーク経由で共有する方法がありますが、この場合はそのPCを常に電源オンにしておかなければなりません。
一方NASの場合はNAS単体がサーバーとして作動しますので使いたいパソコンだけを電源オンすれば使えます。
私はToshiba Dynabook、MacBook、自作PCと3台のPCを使っているのでデータを共有化したくNASを導入しました。それとNASの使い勝手がどんなものか興味があったことも導入理由です。(こっちの方が強いかも)
では箱の中を見てみましょう。
本体、電源アダプタ、USBケーブル(黒)、LANケーブル(白)、簡単な説明書、ネジ(何に使うか不明)
挑戦者ブランドは・広告をしない ・販売台数がそれほど多くない、ややマニアックな製品 ・サポートはWebやBBSで行う といった戦略で製品を出しています。それ故説明書も簡単で設定方法はWebで確認しなければなりません。また保証も一般製品と異なり期間により価格が上がるというシステムです。今回購入した製品は保証が6ヶ月ついています。
では本体です。 大きさとしては外付け3.5インチHDD程度の大きさ。前面にはPOWER INDICATORがあります。
こちらが背面。背面にはファンの下に電源スイッチ、RESETスイッチ、USBポート(LAN接続で無くUSB接続HDDとしても使用可)、LANポート、電源用DCジャックがあります。
フタを開けて内部をちらり。3.5インチのHDDがどーんと入っています。現在販売されているキットは2.5インチHDDも取り付けられるようになっています。
内部基板はこれです。
内蔵されていたのはSEAGATE製 Barracuda LP 1TB 型番 ST31000520ASのHDDでした。
そもそもHDDの価格が高騰していなければ自作キット+HDDを購入して自分で組み込んでいたのですがHDDが高いのでどうしようか迷っていた時に1TBのHDD内蔵で9800円という価格に思わず飛びついてしまいました。
自作キットのみでも6850円(6ヶ月保証)しますのでHDD付で9800円はお買い得ではないでしょうか。HDDは実質2950円ですよ。
参考までに価格.comで調べるとこのHDDは2011年10頃まで販売されていたモデルで価格は5940円でした。
接続はLANケーブルでルーターにつなげば完了です。初期設定に必要な説明書やTOOLはダウンロードします。
設定自体は手順に沿って進めれば出来ますがネットワーク用語が出てきますのでちょっと迷うかも知れませんが適当にやっても出来ましたので大丈夫でしょう。無事に設定できればネットワークに「ROCKDISK」(名称は自分で設定します)が現れます。
まだまだ使い込んでいませんので使用した感想はいずれエントリーします。
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