前回のエントリーで今回の自作に使用するパーツ達を紹介しましたが、実物をじっくりみてみましょう。
ベアボーンキット
shuttle SH61R4
箱に入っているのは本体、電源ケーブル、CPUに塗布するシリコングリス、HDD、ODDを固定するネジ、チップセットドライバ等を納めたCD-ROM、多言語の説明書(もちろん日本語もあります)になります。
前面パネルです。上部に光学ドライブ用の5インチベイのフタがあります。その横にはHDDのアクセスインジケーターと電源スイッチがあります。その下に四角いアクリル板が四方をネジで固定されついています。ここには好きなイラストでも入れろと言うことでしょうか? 下段にはUSB等があります。
こちらがそのアップ。USB2.0が2基とマイク入力、ヘッドフォン出力になります。
こちらが背面です。
左からDVI-DとDVI-Iのディスプレイポート、青い2基のUSB3.0を挟んでUSB2.0が2基ずつ計4基。その隣に上からLAN、USB2.0が2基(背面のUSB2.0は合計6基)。その横がオーディオ端子になります。ディスプレイポートにHDMIが無いのがちょっと気になりますがまぁ何とかなるでしょう。
拡張スロットが2基(PCI Express x16×1、PCI Express x1×1)あります。Mini -ITXでは割と1基というのが多いのですが1基にグラボを挿してもう一つ使えるというのは有り難いですね。
内部に移ります。これが電源ユニットです。容量は250Wになります。最近は600~700Wが普通ですから250Wとは随分非力な感じがしますね。でも今回は省エネパーツを組み合わせるのでこれで十分なはずです。
コネクタはSATA電源コネクタx4、4pinペリフェラルコネクタx1、PCI Express 6pin補助電源コネクタx1と用途の分からないのが1つ。
赤いのがSATAケーブルです。マザーボードに接続されています。HDDやODD(光学ドライブ)用に2本ついています。
実はこのケーブルがついているのを認識していなくて別にSATAケーブルを買ってしまいました。もう少し事前に調べておけば良かった。
これがHDDやODDを取り付けるドライブベイになります。光学ドライブx1、HDDx2が搭載出来ます。
ドライブベイは本体から分離できますのでこの状態でHDD等を取り付けます。
赤いのが2基のメモリスロット。規格はDDR3 1333 DIMMx2(デュアルチャンネル対応)、最大8GBです。
これがCPUの冷却システム。CPUの熱をヒートパイプ(熱移送部品)を使って背面のヒートシンクに移動させ、そのヒートシンクを電動ファンで冷却するというものです。これだと大きな冷却ファンやヒートシンクを取り付けられない狭い
場所でもCPUの冷却が可能になります。背面にファンが見えますがその中にヒートシンクが隠れています。
普通はCPUの上にファンなどがつきますが、この場合はこれだけです。
2基の拡張スロットです。黒くて長いのがPCI Express x16×1で青い小さいのがPCI Express x1×1になります。
比較的手軽に入手出来きCPUパワーを必要としない用途であれば便利なベアボーンと思います。CPUとグラボをうまく選択すれば省エネゲームマシンも出来そうですね。
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