映画「終戦のエンペラー」を観てきました。
主演は軍事秘書だったフェラーズ准将役にマシュー・フォックス、マッカーサー元帥役にトミー・リー・ジョーンズ、軍事秘書の恋人役が初音映莉子さん、その他西田敏行さん、火野正平さん等が出ています。初音映莉子は8月公開された映画「ガッチャマン」にも出演されています。
終戦直後、米国は天皇の戦争責任を追求すべきと考えていたが、マッカーサーの命令の下、天皇の戦争責任の証拠探しをしたが・・・・・
このメインストーリーの中で調査官と日本女性との恋愛や日本人のこころの在り方、また8月9日御前会議や8月15日宮城事件といいた歴史的な事柄が描かれていく。
また天皇とマッカーサーとの会談の場面も大変興味深い内容でした。
★★★☆☆
以下、参考までに
8月9日御前会議
最高戦争指導会議が開催されたがポツダム宣言受諾に関し、意見は真っ二つに割れていた。三対三の意見になったため、首相は決を採る代わりに天皇にご聖断を仰いだ。天皇は「このままでは日本民族も日本も滅びてしまう。国民を思い、軍隊を思い、戦死者や遺族をしのべば断腸の思いである。しかし忍びがたきを忍び、万世のため平和の道を開きたい。自分一身のことや皇室のことなど心配しなくともよい」との主アイのお言葉を述べられひとまず、『ポツダム宣言』の受け入れが決定した。
8月15日宮城事件
宮城事件(きゅうじょうじけん)とは、1945年(昭和20年)8月14日の深夜から15日(日本時間)にかけて、一部の陸軍省幕僚と近衛師団参謀が中心となって起こしたクーデター未遂事件である。
御前会議でポツダム宣言の受諾が決まると、一部の陸軍省将校と近衛師団参謀が、終戦に反対し、徹底抗戦を叫びクーデターを起こそうとした。彼らは、天皇が終戦の詔勅を読み上げた「玉音放送」の録音盤を奪おうとする。しかし、録音盤を見つけられないまま、このクーデターは東部軍管区によって鎮圧された
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