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木曽川の”うかい”を見てきました

お盆休みに木曽川(犬山)で行われている”うかい”を見てきました。私が行ったのはこのプランです。事前予約が必要です。


うかい(鵜飼)とは首に手綱を付けた鵜を操り、鵜たちが水中に潜り鮎等の川魚を捕らえると手綱を操り鵜を引き寄せ、飲み込んだ川魚を吐き出させて魚を捕る古代から伝わる漁法です。一人の鵜匠が操る鵜は10羽程度です。
犬山の鵜飼はライトアップされた犬山城も観ることが出来ます。

私が行ったのは8月15日で、この日の鵜匠はこの3名です。左から二人目は鵜飼の世界では珍しい女性の鵜匠です。


時間になると船着き場から指定された船に乗船します。


しばらくは木曽川の涼風を味わいながら、川辺の遊覧を楽しみます。時間になると鵜匠の乗った舟が篝火を焚いて出船してきます。鵜匠の方が3名ですので3艘が出船します。


篝火が風になびいています。結構な炎です。


舟の舳先には首に手綱が巻かれた鵜たちがまるで舟を引っ張っているかのように泳いでいます。


一生懸命泳ぐ鵜たちです。かわいいもんですね。


鵜を操って魚を捕ります。この時も舟は停止しておらず走り続けています。私はてっきり止まって魚を捕るのかと思っていましたので、ちょっとビックリ。


1艘の鵜匠の乗った舟に対してお客さんの乗った舟が2艘ついています。


これは鵜が飲み込んだ魚を鵜匠が吐き出させているところです。魚が見えますかね。


篝火の火の粉が容赦なく鵜匠に降りかかります。鵜匠は火の粉や熱気と戦いながら、鵜を操り川魚を捕り、篝火の薪を追加しなければなりません。大変な仕事ですね。


一通り鵜による魚取りが終了したら、舟を一カ所に集め鵜匠から”うかい”についての説明が始まります。ほとんどの鵜たちは川から上がり休んでいますが、この子だけはずーっと舟の舳先でお客さんにその姿を見せていました。


鵜匠の方とのツーショット。


ライトアップされた国宝犬山城です。幻想的な画です。



はじめての”うかい”でしたが、とっても楽しいものでした。鵜たちが一生懸命泳ぎ、潜り魚を捕る姿はけなげで愛らしかったです。
また犬山の木曽川うかいでは「昼うかい」というプランもあり、明るい日差しのもとでうかいを見ることが出来ます。明るいので情緒は無いかも知れませんが良く見えるという点はいいんじゃないでしょうか。

撮影機材はNikon D7000 18-105mmでPモードで内蔵ストロボを使用して撮影しました。
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