1972年に公開された映画『ダーティハリー』で一躍有名になった拳銃がS&W M29 です。この映画で44マグナムと云う弾丸があることを知った人も多いのではないでしょうか。また映画の中で主人公のキャラハン刑事(クリント・イーストウッド)がM29 44マグナムをぶっ放すところは何回見てもたまりませんでした。映画の中の拳銃の音がまた良いんですよね。実銃では出ない音だと思います。
いつかはこのモデルを手に入れたいと考えており、先に
クラウンモデルのM629(M29のステンレスモデル)を購入しましたが、今ひとつ迫力に欠けるものでした。
今般タナカワークスからモデルガンでS&W M29 6.5インチ カウンターボアード "ダーティハリー" モデルが発売されましたので、これだっと思い購入しました。
こちらがパッケージですが表面にはモデル名とか書かれていません。
箱の横にモデル名等が書かれています。このようにラベルに書いて貼ってある感じが実銃っぽいです。(実銃のパッケージを見たことありませんが)
本体、取扱説明書、発火用カートリッジ6発、エジェクトピンとなります。
この映画の中で使用されたM29は正確にはM29-2というらしく、最近のモデルとは少々異なる点がありますが、このモデルガンはそれらの点を忠実に再現しています。
まずは全体の姿から。
銃全体の仕上げはツヤ消しの黒です。ガンブルーのような黒光りする仕上げが理想ですが。
ではM29-2ならではの箇所を見てみましょう。
モデル名にもなっていますがシリンダーがカウンターボアになっています。カウンターボアというのはカートリッジのリム部分(一番後ろの張り出している部分)がシリンダーにすっぽり収まるようにつくられているものです。カウンターボアでないタイプではリムがシリンダーの面に乗っかるようになります。
M29-2はバレルの根元がピンで留められているタイプになります。そのピンも再現されています。
カートリッジのリムがあたらないのでシリンダー脱落防止ボスが段のない形になっています。
ハンマーノーズがハンマー上端に達しています。
ではそれらの箇所を見てみましょう。
フロントサイト
リアサイト
迫力の銃口。ライフリングも再現されています。
トリガ
シリンダーから見えるカートリッジの先端
バレル左側の刻印
バレル右側の刻印
フレームの刻印。従来TANAKA WORKSと入れられていましたがオリジナルと同様の刻印になっています。
サイドプレートの刻印も実銃と同じS&W社のモノグラムになっています。
グリップについては本体購入と同時に同じメーカーから出ている木製グリップを購入し取り替えました。
木製グリップです。オイルで仕上げてもう少しツヤを出したいですね。
カートリッジ。弾頭、インナー、ケースになります。
カートリッジと来るとやはりスピードローダーが欲しいでよね。
HKSのM-29タイプです。
カートリッジを装着したところ。ノブを回してロック、アンロックとします。
重量ですがカートリッジ込みで825gでした。
実は木製グリップに交換する前は1050gあったのですが・・・
グリップのウェイトがなくなった分、軽くなってしまいました。まぁ外観をとるか手にしたときの感触をとるか難しいところです。
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