これも引き出しの奥から出てきた物です。一時はガジェットマニアには大ブームであったPalm社のPalm OSを搭載したPDAです。PDAとは個人用の携帯情報端末。手のひらに収まるくらいの大きさの電子機器で、パソコンのもつ機能のうちいくつかを実装したものをそう読んでいました。液晶表示装置や外部との接 続端子を搭載し、電池や専用バッテリーで駆動する。シャープのザウルスやApple社のNewton、カシオのカシオペア、Palm Computing社のPalmなどが有名です。
これはPalm社のm100といモデルです。他にもSONYのクリエを持っていましたが、早々に手放していましたので、手元に残っているのはこれだけです。
トップカバーを開けなくても下方のボタンを押すと一定時間だけ時刻と日付を表示してくれます。
液晶と下部のボタンの間にはグラフィティ専用領域となります。グラフィティについては後で説明します。なおカーボンファイバー風のカバーはオプションで購入し取り付けた物です。
感圧センサーを持つ液晶表示部。もちろん白黒です。
主な機能としては
予定表(カレンダー)
アドレス帳
ToDo(「やるべきこと」リスト)
メモ帳
電卓・・・
本体前面最下部ボタン群。中央には、上下のスクロールボタン。 スクロールボタンの左右に配された4つのアプリケーションボタンがあります。デフォルトでは、4つのアプリケーションに割り当てられており、ユーザーが自由にカスタマイズ出来ます。
電話のシンボルがありますが、これを押しても通話は出来ませんよ。電話帳が表示されるだけですから。
こちらはスケジュールの画面です。
手書きメモ。
電卓。
Palm OSの特徴として文字入力にはグラフィティと呼ばれる、アルファベットを元にした一筆書きの記号を手書き入力します。これは完全な文字認識に比べて処理も軽く、入力もしやすいとされています。例えば、「A」は「Λ」、「B」は「β」のように書き込む。「*」や「@」のような記号も入力できますが、慣れないと書けません。そこで必要になるのがキーボード入力です。
タッチペンが背面に収納されています。
単4電池2本で動きます。電池はかなり持ったと記憶しています。
これらのガジェットはWiFi等の通信機能を持っていませんので(赤外線はあったようです)PCとは専用のケーブルで接続して同期を取っていました。
おまけですがSONYのCLIE NX-80Vとはこんな機種でした。
液晶はカラーでカメラ搭載。CFカードスロットあり。WiFiカード(別売)を入れれば無線LANも使えました。キーボードもついてます。
SONYらしくミュージックプレイヤーとしても使えます。先のエントリーで紹介したCFカードもこの音楽データを保存するために購入したものです。
さすがSONYらしい尖った製品ですよね。
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