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1963年にソビエト軍が制式採用した、セミオート式狙撃銃。正式名称Snayperskaya Vintovka Dragunova(ドラグノフ式狙撃銃)略して「ドラグノフ」または「SVD」と呼ばれています。
ソ連の銃器開発者 Ye.f.ドラグノフがAK47やシモノフの構造をベースに設計開発。兵士が過酷な最前線で使用するといったコンセプトで作った為、頑丈で軽量、スコープが壊れてもアイアンサイトで狙える等の特徴があります。AKシリーズと同じく、生産コストが安い為大量に生産配備され、現在でも旧共産圏の軍用狙撃銃というイメージが強く出ています。
ドラグノフ SVDは複数のメーカーからパワーソースで電動、ガス、エアーコッキング、ストックは木製またはブラックタイプ、さらにスコープの付属の有無があり多くのモデルが市販されています。今回、購入したのはA&K社(中国)のエアーコッキングでブラックタタイプのスコープ無しというモデルです。多分一番安価ではないでしょうか。スコープや木製ストックバージョンとという選択しもありましたが、まずはこの銃の性能を見てから、スコープ等を付けて行こうと考えています。
カタログスペックで全長1250mm、重量3300g。とにかく長いです。
箱に貼ってあった唯一のステッカー。
付属品は取扱説明書(分解方法や部品表はありません)、お試しBB弾、6角レンチ、フロントサイトのアジャスター、クリーニングロッドになります。
では各部を見ていきましょう。
機関部です。亜鉛ダイキャストやプレス鋼板で作られています。
これがセーフティです。この状態が”ファイヤー”で上げるとセーフティがかかります。何の表示もありません。
反対側はスコープを取り付けるためのレールがあります。トリガガードも金属製です。
ガスピストン部は一体成形で無可動です。でも雰囲気は十分です。
フラッシュハイダーとフロントサイト。ここも一体成形です。
フロントサイトのアジャスターを使って上下に調整出来ます。
リアのサイトです。ちゃんと可動します。ここの刻印にはオレンジ色が入っているようですが、モデルは真っ黒です。
マガジンはプラスチックで外装は金属です。60発入ります。
本体へのBB弾排出口。その後ろにある小さいレバーがBB弾の飛び出しを防止しています。
マガジンを装着するとこのレバーが解除されスプリングの力でBB弾を送り込みます。
時々ミスるとマガジン取付時にスプリングが解放されてしまうことがありますので手早く取り付けないといけません。
これがスプリングの巻き上げノブです。そういえば説明書にはスプリングのことは一言も書いてありません。
ここが銃側の給弾部分です。
ストック。
バットプレート。
チークパッド(頬あて)は取り外し可能です。
木製のベースに皮状のクッションがついています。
このレバーを下に動かすとトップカバーが外れます。
トップカバーは金属製です。
内部メカが見えます。WEBで見るA&Kのドラグノフは青いシリンダーが多いですが、このドラグノフは青くないです。最近のモデルは変わったのかな。
約7mの距離から手持ちで実射しました。想像していたより精度が良さそうです。後は私の腕の問題ですね。
その長いバレルやスマートな本体は共産圏の無骨なイメージとは一線を画していませんか。
そこが気に入ったんです。今回ブラックタイプを購入しましたが、やはり木製ストックも捨てがたいので、木製ストックのみを入手し、交換したいです。木製ストックはヤフオクで入手中ですので、近いうちに紹介します。
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