ガジェットとPCと映画時々音楽について思うこと
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『ウォーターボーイズ』等のヒット作で有名な矢口史靖監督が、三浦しをんさんの小説「神去なあなあ日常」を映画化ドラマです。なので面白くない訳がないと思って観たら、やっぱり面白かったです。
大学受験に失敗した若者が、たまたま見かけた林業研修に参加することになり、初めは軽い気持ちでやっていたのが、次第に山の神聖さや仕事の大切さに目覚めていくというお話しです。目覚めていく過程が日常の中でそこかしこに描写されていて言葉でなく、彼の行動からそれが伝わってくるところが上手いですね。
また林業研修のパンフレットの表紙になっていた女性とのロマンスが並行していきます。
題名の「神去なあなあ日常」の意味ですが“神去“は村の名前で、神去村の舞台は、三重県の中勢区域を流れる雲出川を上流へと遡っていった美杉村です。美杉村は2006年1月1日付けで津市の一部となっています。「なあなあ」とは神去地方の方言で、「ゆっくりのんびりいこう」「まあ落ち着け」の意味。すなわち「神去でのんびりやっていこうよ」ってことかな。
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