先月「D7000」を底値に近い価格で購入しましたが、その時にちらほら噂のあった「D7000」の後継機「D7100」が発表されました。
正確には併売されるとのことで後継機ではないとされています。
価格はオープン。店頭予想価格は、ボディのみが14万円前後、18-105 VRレンズキットが18万円前後、D7100 16-85 VRレンズキットが21万円前後、18-200 VRIIレンズキットが23万円前後の見込み。やはり発売直後は高いですね。私の購入金額の倍ですね。
気になるところは「D7000」からどこが変わったのかという点ですので、変更点を見てみましょう。
外観から
D7000 正面左から
D7100 正面左から
肩の角が面取りされたように見えます。ボタンやダイアルの配置は大きな変化はないようです。
D7000 正面右から
D7100 正面右から
こちら側も角が面取りされていますね。
D7000 背面
D7100 背面
液晶サイズが3型から3.2型と拡大されています。液晶モニタの左右のボタンの数や機能に変化が見られます。
液晶プロテクターはつかないようです。
スペックでの変更点をピックアップしました。
D7100 D7000
有効画素数 2410万画素 1620万画素
光学ローパスフィルター なし あり
対DX 1.3xクロップ あり なし
連続撮影速度(1.3x時 約7コマ/秒 なし
AFポイント 最大51点 最大39点
F8対応センサー 1点 なし
液晶モニター 3.2型RGBW 3型RGB
約122.9万ドット 約92万ドット
撮影可能枚数 約950 約1,050
この他若干デザインが変わりサイズや重量も変わっています。重量は軽くなっています。
※ローパスフィルターレス
偽色やモアレを防ぐ役割をするのが、ローパスフィルターですがローパスフィルターをつけると画質の低下を招きます。そこでローパスフィルターを省略することで、センサーの高い画素数やNIKKORレンズのシャープな描写力が最大限活かされる仕様となっています。
※対DX 1.3xクロップ
「対DX 1.3xクロップ」というのは撮影画角がDXフォーマットから約1.3倍、望遠寄りになる。FXフォーマットから見ると約2倍のクロップとなり、遠くの被写体を引き寄せて撮影するのに有利な機能です。
※F8対応センサー
通常F8ではAFが効きませんが中央1点はF8対応AFセンサーになっています。
同時にアクセサリーで人気のあるバッテリーグリップも新型の「MB-D15」が発売されます。これは「D7000」には使用出来ません。
新型ゆえに高性能であることは間違いないと思います。ローパスフィルタレスで更に解像感の増した絵が得られるのでしょう。でも私には「D7000」で十分というか、これすら使いこなせない状況です。「D7100」を横目で見ながら腕を磨きたいです。